バイシクルネコモト宇品店
エモンダSL6DISC 組立作業紹介
2021年12月23日 [バイシクルネコモト宇品店]
こんにちは!フジポンです。
今回は当店のバイクがどのように組み立てられるのかをご紹介します!
子ども車からカーボンロードバイクまでほぼ同じような手順で組み立てられます。
種類にもよりますが一台組み立てるのに半日から1日は時間がかかります。
ちょうど「EMONDA SL6DISC」が入荷しましたのでこちらのバイクで見てもらいます。
何はともあれ箱から出してこのような状態にします。傷などがないか確認していきます。
そしてヘッド部分を分解してグリスアップします。
次にクランクを抜いてBBのグリアップ。もちろんBBも外してフレーム側にもグリスを塗ります。フレームによってはフェイスカットと言ってフレームを削る場合もあります。
BBが終わったらクランクを戻してフロントディレーラーの位置合わせなども行います。
それからホイールの振れ取り、センター出し。ここはかなり大変な作業で時間もかかりますが慎重にそして正確に行います。
ネコモトではかなり厳しい基準で振れを取っていきます。
ホイールが終わったらハンドル周りの組付けをします。ステムのセンターを出したりレバーの位置や角度などすべてを整えていきます。ここもかなり神経を使う作業です。
そしてある程度形になってきたらいよいよ変速の調整に入ります。まずはワイヤーを適正な長さにカットします。
そしてワイヤーには専用のグリスを塗布します。これでワイヤーがスムーズに動いてくれます。地味な作業ですが変速の操作が軽く、素早くなります。
そろそろ大詰めブレーキの作業です。ブレーキホースを適正な長さにカットしたり、ブレーキの位置合わせを行います。さらに油圧ブレーキであれば最後にエアー抜きを行います。
バイクを…、…、…。
こんな向きにしたり…
こんな向きにしたりしてしっかりとエアーを抜いていきます。
最後はバーテープを巻いてぇ
サドルもしっかり固定してぇ…
はいっ! 完成っ!
EMONDA SL6DISC サイズ52 リチウムグレイ
かなり駆け足ですが一台を組む手順のご紹介でした。スタッフが一台ずつ心を込めて組んでいます。
TREKのバイクを一度店頭でご覧になって下さい。よろしくお願いします。 藤