バイシクルネコモト宇品店

タイヤ　パナレーサー「AGILEST　TLR　ｱｼﾞﾘｽﾄ　ﾁｭｰﾌﾞﾚｽﾚﾃﾞｨ」インプレッション

こんにちは！フジポンです。

キャンプブームも少し落ち着いてきたと言われているようですが、私は新しいテントを買いました。

ファミリー向けの大きなテントなのですが、早く新幕を張ってキャンプ場でMTBを乗りたいなと思っています。

早速、妻に「新しいテントが来たよ。キャンプに行こう。」と誘ったのですが、「暑い。」と一言で断られてしまいました。
２週間後にもう一度誘ってみようと思います。

テントの他に新しく買ったものがあります。それはタイヤです。
色々考えたのですが、今回はパナレーサーの「AGILEST　TLR」にしてみました。

私の愛車MADONE９.５はずっとクリンチャーで乗っていました。もう一台の愛車CROCKETT５はチューブレスです。

やはりチューブレスの方が圧倒的に乗り心地が良いので、MADONEもチューブレスにすることにしました。

そしてAGILEST　TLRのインプレッションですが、あくまで私の個人的感想としてご理解ください。

まず装着する前にタイヤを触ってみた感想は薄くて硬い感じがしたので、あまりグリップせずに乗り心地も悪いじゃないかなという印象を持ちました。

結果を先に述べますが、実際に乗ってみるとその印象とは全く逆でした。乗り心地が良くて路面に食いつくという感じです。
転がりも大変良好。足を止めてもスーッと進んでいき、なかなかスピードが落ちない感じでした。今までのタイヤとは全く違う感覚です。

私は２５Cのタイヤですが、まるで３２Cくらいのタイヤを履いたような乗り心地なのでストレスが少なく、疲れにくく最後までしっかりとペダリングできます。
２５Cでも遠出をすることが全く苦ではありません。

私のバイクはMADONE９.５　タイヤサイズは７００×２５Cです。私の体重における最低空気圧はメーカーの公式ページを見ると約５BARということで、
まずは６BARから始めました。

６BARは固すぎました。クリンチャーで８BARくらい空気を入れているような感覚です。

次に５．５BARにしました。かなり乗り心地が良くなってグリップ感も増しました。ただまだ固いような印象があります。

そして５.０BARにするとしっくりきました。路面からの振動はほとんど感じません。氷の上を走っているかのような感覚です。
しかし少し柔らかいかなあと感じたので５．３BARくらいで乗り続けてみようかなと思いました。

タイヤの重量ですがパッケージに記載されている数値は１本　２２０ｇです。

実際はどうでしょう？　２本計ってみました。

１本目　　２２１ｇ

２本目　　　２２４ｇでした！

もう一点、付け加えておくのが耐摩耗性、耐パンク性のお話です。
AGELIST　TLRはパンク対策はシーラントに頼り切った作りになっています。要は対パンクベルトは省かれています。
その分、軽くなったり、乗り心地が良くなったりというメリットはあります。
もしも耐久性やパンクが気になる方はＡＧＥＬＩＳＴ　ＤＵＲＯ　ＴＬＲかＡＧＥＬＩＳＴ　ＤＵＲＯをクリンチャーで使われる方が良いかもしれません。
その点だけが気になった所です。

総じてＡＧＥＬＩＳＴ　ＴＬＲはしっとりとした乗り心地で軽く回せるといったタイヤです。
これだけの性能でお値段は他メーカーのタイヤよりかなりお安いので是非おすすめしたくなる逸品です。
気になる点はスタッフまでお気軽にお声掛けください。　　　　　藤

・パナレーサー　ＡＧＥＬＩＳＴ　ＴＬＲ　　￥７，８００（税抜）