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バイシクルネコモト宇品店

ホイールのオーバーホール作業!いろんなブランド、規格がいろいろ。

2023年12月7日 [バイシクルネコモト宇品店]

スタッフブログ

一概に[ホイールのオーバーホール]と言ってもどこまでやるか?の確認はとても重要です。
グリスアップだけなのか、パーツ全ばらし全交換なのか・・・
お客様それぞれの[オーバーホールの内容]が違ったりしています。

バイシクルネコモトでは、お客様から使用年数、使用状況(雨の日ライド、洗車等の有無)、ご予算、ご希望の作業等をインタビューしてからの作業となります。

ホイールブランドによって規格が異なり専用パーツになっていることが多く、
オーバーホールをするにはちょっとした知識とメーカーそれぞれの専用工具が必要だったりします。

 

MAVIC KSYRIUM SL DISC (ID360)


マヴィックのID360(インスタントドライブ360)の全ばらしパーツ交換です。
使用年数は短いもののホイール内部に水分が溜まっていた状況で使い続けていた様子です。
錆によって内部のパーツが摩耗してしまい、歯と歯が上手くかみ合わない症状です。
ラチェットの歯、ベアリング一式、ハブ軸の交換の全交換となりました。

 

Campagnolo BORA ONE (USB)

 


カンパニョーロUSBハブのグリスアップ作業です。
2年くらい使われていますが特に気になる症状もなく、基本晴れた日にしか乗らない。とのことです。
内部を見ても錆もなくとてもキレイな状態です。古いグリスを全てふき取り、新しいグリスへ。
グリスアップだけなら特に専用工具なしで分解できます。※5mm六角、17mmスパナ等の定番工具は必要。

 

BONTRAGER Aeolus RSL 51 (Ratchet EXP)


オーバーホールと一緒にセラミックベアリングへの交換です。
実はリムのみボントレガーブランドで、残るスポークとハブはDT Swissブランドです。
ラチェットEXP規格は、内部パーツが簡略化されダイレクトなパワー伝達性に優れている規格です。
とても繊細なベアリングをまっすぐ、歪みなく圧入するには専用工具が必須です。

 

番外編 ブランドなし


クロスバイクなどの完成車のホイールに多いバラ玉タイプのホイールハブです。
マグネットでバラ玉を全て取り出し洗浄します。ハブの内部もパーツクリーナーで洗浄。
グリスをたっぷり入れ直し、玉当たり調節を行います。ガタなく固くなりすぎない程度で締め付けます。
回転のスムーズさUPというよりも防水性を高める為にも定期的なグリスアップをお勧めします。

 

バイシクルネコモトのハブオーバーホールは基本工賃:片輪¥2,000-(税込)~+部品代となります。
基本的には数日間お預かりとなります。

 

広島市のTREK(トレック)ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク。スポーツ自転車専門店 バイシクルネコモト

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