バイシクルネコモト宇品店
そうだ!京都へ行こう!
2024年5月27日 [バイシクルネコモト宇品店]
こんにちは!フジポンです。
ゴールデンウィーク、皆様はどのように過ごされたのでしょうか?
私は悩んだ挙句、京都(天橋立)を目指すことにしました。
京都と言っても日本海側ですが。
鳥取に知り合いがいるので会いに行くことも目的の一つです。
長い距離を走ろうと思っていたので、たどり着けなかった場合のことを
考え、宿は予約せずにテント泊です。
予定では海を眺めながら一人でバーべキューをするつもりです。
さあ、きちんとたどり着いてバーベキューができるでしょうか?
今回の荷物です。
テント、寝袋、調理器具、着替え、モバイルバッテリーなどなど。
無洗米2合というのが売っていたので買ってみました。これにプラス友人への
お土産も追加されます。
これでもかなり減らしたつもりですが、自転車が電動自転車位の重さになって
しまいました。かなり重いです。
しかも重量が後ろに集中してしまうので、まっすぐ走るだけでも大変。
坂道はダンシングすると荷物の重さで横に大きく振られ、ヒルクライムがものすごく
きつくなります。
荷物はなるべく軽くして、重量バランスにも配慮したパッキングをさせたいところです。
荷物でバッグがパンパンになっています。
出発!
午前4時 鳥取 大山町 道の駅を出発!
辺りは真っ暗。雨も降っています。気温計は 「なんと7℃!」
半ズボンと薄手の長袖1枚。完全に服装を間違えました。
前日まで夏日とか言っていたのに…。
「鳥取」と言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
鳥取 北栄町は「名探偵コナン」の作者 青山剛昌先生の故郷です。
もう一つ、「鳥取砂丘」はもちろん有名ですね。
さすが鳥取県、道路にも砂がたくさん飛んでました。
山陰側はお魚やカニが美味しいイメージもありますが、普通のスーパーでも
魚市場のような品揃えと鮮度です。お値段もお安いように思いました。うらやましいです。
兵庫県に入って印象的だったのは「余部鉄橋」です。
名前は何となく聞いたことがあったのですが、間近に見るとすごい迫力でした。
過去には電車が鉄橋から落ちた歴史もあったんですね。
余部鉄橋の側にある道の駅は資料館にもなっており勉強になりました。
写真右に見えるガラスの塔が駅です。
余部鉄橋の前辺りからアップダウンの連続で地獄のような道のりでした。
兵庫県、京都府はずっと坂道を入っていたような印象です。
写真を撮る余裕はなくなりました。ひたすら進みます。
ようやく京都。ですが、もう日没が迫っています。
結局、予定より5時間遅れで京都の宮津市に到着。
焚火をして焼き肉を食べたり、温泉に入るなんて計画も全て水の泡となりました。
真っ暗な中、とにかくテントを立ててぐったりと寝てしまいました。
ですが暴風と寒さでほとんど眠れませんでした…。
2日目
朝になると風も止んで、晴れ間も見えます。予報でも暖かくなるとの事。
2日目は気持ちよく走れそうだなと感じました。
テントはこのように設営しました。
到着したときは真っ暗で何も見えなかったのですが、朝起きてみると天橋立がきれいに見えました。
帰りはゆっくり帰って、途中でキャンプをするつもりだったのですが、あまりにも
疲れすぎて「早く家に帰りたい。」という気持ちしかありませんでした。
来た道を一日で帰るのも酷なのですが、風が止み、暖かい日差しのおかげで思ったより
ズンズンと進むことができました。
兵庫県新温泉町の浜坂駅 駅のすぐ側に足湯がありました。疲れが吹き飛びました!
結局、とんぼ返りしてしまいました。帰りも予定より5時間遅れでした。
おまけ
ゴールまで残り50㎞くらいでパンク発生!
タイヤ内のシーラントが噴き出しましたが、そのままゴールできました。
出発前にシーラントを多めに入れていて正解でした。
色々とあったゴールデンウィーク休みですが、また一つ忘れられない思い出ができました。
鳥取~兵庫~京都と3県をまたぎますが、距離は片道200㎞ちょっとなので、走りなれて
いる方でしたら、さほど遠い距離ではないと思います。皆さんも是非山陰側を走ってみて下
さい。 藤
広島市のTREK(トレック)ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク。スポーツ自転車専門店 バイシクルネコモト